あらすじ
- 結婚式の最中にキスをして、お互いに関する記憶がなくなる男女の話
- 世間体や今まで上手くいっていたことを鑑み、お互いに関する記憶はないものの二人の生活を続けてみることにする
ストーリー
- 起
- しかしながら、
- 承
- だが、驚いたことに
- 転
- だがしかし、
- 結
設定
登場人物
- 主人公(男):大和 壮琉(やまと たける)
- 35歳、男性
- 大手IT企業の執行役員
- 会社:渋谷
- 負けず嫌い
- 撫子は高校の同級生であり、成人式のタイミングで付き合い始めた
- 現在の二人の住まいは池袋
- 主人公(女):大和 撫子(やまと なでしこ)
- 34歳、女性
- 旧姓:如月 撫子(きさらぎ なでしこ)
- ファッション誌の編集長
- 会社:護国寺
- 仕事では気が強い完璧主義者
- プライベートではのんびりしている
- 壮琉の友人:東雲 空(しののめ そら)
- 34歳、男性
- 恵比寿に病院を構える人気精神科医
- 壮琉とは幼馴染
ビートシート
- オープニング
- テーマの提示
- セットアップ
- きっかけ
- 悩みの時
- 山場1:ターニングポイント1
- サブプロットの進展
- お楽しみ
- 山場2:ミッドポイント
- 不穏の種
- 無の時
- 決心/心の闇
- 山場3:ターニングポイント3
- フィナーレ
- ファイナル
一話『二度目のファーストキス』
<起>
- 結婚式にて誓いのキスをする新郎新婦
- その瞬間に真っ白な空間に二人で立つ感覚になる
- 新婦「これが幸せというやつ!?」
- 目を開けた瞬間に目の前に見たことのない男性(女性)が立っている
- 新郎新婦「誰!?」
- ざわつく会場
- 数秒の間、自らの状況を自問自答する新郎新婦
- 自分のことは覚えている
- 自分が結婚式をあげていることも理解している
- 相手のことだけ全く記憶にない
- 二人共この場をどうするか悩むが、親族・出席者のことを思うと事を荒立てずにやり過ごすのが一番だと利害が一致し、結婚式を終える
- 披露宴の準備の間、お色直し等あるため、二人はお互いにスマホでやり取りをする
- お互いが自身のスマホを確認すると、旅行写真や今日の日のためのスピーチなどが記載されているため、記憶がなくなっているのではないかということに気付く
- 記憶がなくなるトリガー:結婚指輪をした状態でのキス(後に明かされる事実。そのため結婚指輪をしていなかった今まではキスをしても記憶が失われるなどはなかった)
- どうしてこうなっているかはわからないが、披露宴もつつがなく完了させることにする
- 親族と少数の友人知人だけの少人数制にしていたため、二次会は無し
- ただし、後日(親族抜きの)パーティをやる予定
- 披露宴もなんとか終了し、部屋へと戻る二人
<承>
- 改めて自己紹介をする二人
- ドッキリなども疑ったが、そういうわけではないと認識する
- 身分上、双方共に怪しい人ではないことがわかり、その点は安心する
- 翌日から知人友人たちには新婚旅行と偽り、病院で精密検査を受けることにする二人
- 何も異常は見つからない
- マリッジブルーのようなものかもしれないということで、精神科医を紹介される
- 信頼する精神科医として新郎の友人にかかる
- 理由はわからないが、気長に話をすることにする
- 一日かけても結局理由はわからずじまい
- 徒労のまま家へと戻る二人
<転>
- これからどうする?という話になる
- すぐに別れるのは世間体的にも悪いので、試してみようとなる
- 子供も欲しいという新婦の気持ちもある
- 偽装結婚というわけではないが、元から同棲をしており、結婚するほどの仲ならば上手くいくのではないかと考える二人
- 数ヶ月暮らしてみることにする二人
- 案外上手く暮らすことができていることで気を許す二人
- 今まで行ったデートスポットを巡るのが休日の過ごし方
- 観覧車デートの最中にキスをする流れになる
- 再び記憶がなくなる
- 密室に知らない男女が二人
→2話に続く
- 2話では上手くいかない共同生活を描くなど1話との違いを見せる
Memo
- ありえないシーン
- バンジージャンプ
- スカイダイビング
- スキューバダイビング
- 結婚式
- 結婚式二次会
- 夜行バス
- 列車
- デート
- 宇宙旅行