内容紹介今、何が問題で、どういうことが考えられているのか。論考10編にエッセイとインタビューを加えて示す、最前線での格闘の記録。目 次現実の現実性真理と直観―永遠の相のもとに「いのち」の意味の省察存在について考える―ハイデッガーと共に/を越えて芸術作品の存在論―分析的形而上学の立場から意識の概念史における小さな縺れ自由意志の幻想―ニューロサイエンスからみたスピノザ記憶を絶したもの―ベルクソンとレヴィナス徳と幸福―『ニコマコス倫理学』を近世哲学から解放する複数論理と日本語意味論